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株式会社 望月工務店
東京都大田区北嶺町38−2
TEL:03−3720−6001
FAX:03−3720−0141 |
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望月工務店TOP > 耐震診断・補強工事 > 耐震 |
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マグニチュード6以上の地震回数は世界で発生した地震のうち20.5%が日本で発生しています。
活火山数は世界全体の7.1%がこの狭い日本に集中していて、この割合は世界の0.25%の国土面積に
対して非常に高くなっているといえます。
わが国は昔から地震が多く、江戸時代から現代までの400年間に破壊的な大地震が70回も起きています。
現在では人の体に感じる有感地震だけでも年に1100回、1日平均3〜4回の割で、日本のどこかに地震が
起きていることになります。 |
阪神大震災(兵庫県南部地震)以降、2000年の鳥取県西部地震、2003年の宮城県北部の地震・十勝沖地震、
2004年の新潟県中越地震、2007年の新潟県中越沖地震、2008年の岩手・宮城内陸地震と記憶に新しいだけでも
これだけの大きな地震が発生しているのです。
特に1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、木造住宅による圧死により6000人を超える
尊い人命が失われました。この地震による木造住宅の被害は、神戸市で全壊54,949棟、半壊31,783棟をはじめ、
阪神・淡路地域全体で10万棟以上の住宅が全壊しました。
これらの建物では以下の被害要因が指摘されています。
1.被害地域には古い建物が多く、柱や土台が腐食・蟻害を受けているものが多くあった。
2.間口が狭い敷地に建つ建物が多く、また、古い基準で設計されたなどのため、体力壁の不足が認められた。
3.柱、土台及び筋かいの接合部が金物で補強されていない建物が多かった。
木造住宅は他の建築物に比較して重量が軽く、柱が多く配されている為、耐震上の弱点さえ有していなければ
優れた耐震性能を得ることが出来ます。古い木造住宅では今回の教訓を生かして耐震性を再点検し、必要に
応じて補強等の対策を講じることが重要です。
さて阪神大震災以降、日本の耐震に関する対応はどうでしょうか?
阪神大震災では前述の要因のとおり、1980年以前に建てられた家(旧耐震基準)が倒壊や大破などの
大きな被害を受け、それ以降に建てられた家(新耐震基準)は比較的被害が少なかったという調査結果 |
がでていますが、実際には新耐震基準で建てられた家でも大破または倒壊しているのが現状でした。
その多くは1階だけが潰れ、2階が落ちてくるような倒れ方が多かったのが特徴で、直下型地震の強烈な
突上げによる柱抜けとアンバランスな壁の配置による、ネジレ現象が主な原因と考えられています。
また、2004年の新潟県中越地震では2000年以降に立てられた家については
あまり被害を受けていなかったということもわかっています。
このようなデータを見ると今後、大地震が発生した場合の被害状況が想定できるのではないでしょうか。
2000年以降に建てられた住宅以外はほとんどの建物で「倒壊の危険がある」と考えたほうがよさそうです。
2000年以降の住宅でも100%安全ということはありません。このような背景を考慮すると安心した暮らしを得るには
現在のお住まいの耐震状況を把握することが必要ではないでしょうか?
お住まいの耐震状況は耐震診断を受けられることで把握できるのです。
大きな地震が発生すると、直後は防災用具や水などに関心が集まりますが、時間の経過とともに
他人ごとになってしまいます。災害意識は時が経つと風化する傾向があります。
耐震診断により耐震補強を行うことで大きな安心を手に入れることができるのです。
地震国ニッポン。いつやってくるかわからない大地震に備えてここで耐震について考えてみませんか。 |
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